吉祥寺で日本語レッスンボランティア

吉祥寺で日本語会話ボランティア 一日一膳は大変だけど、せめて月に一度くらいはいいことをしたい!
そんな思いで始まったトレボの「一月一善」企画の第4回。

今回は、海外の人を多くお見かけする吉祥寺圏で 異文化交流も含め日本語学校のボランティアに参加させて頂きました。
前回までは、ゴミ拾いや啓発運動など街の美化に繋がる活動をしておりましたが、 今回は少し視点を変えて吉祥寺に集まる海外の方への日本語会話ボランティアに挑戦です!


吉祥寺外国語学院 吉祥寺外国語学院 今回ご協力して頂いたのは、吉祥寺駅前にある「吉祥寺外国語学校」さん。1983年の開校から日本へ来られる海外の方たちに日本語をレッスンしている歴史の長い学校です。

トレボスタッフは、一般公募によってボランティア講師を募るレッスンに参加させて頂きました。
普段海外の方たちと交わる機会が少なく、英語も全く話せないトレボスタッフですが、
あくまで日本語のみを使用し友達の様なラフな感覚で接するという決まりがあるので問題はありません。

今回集まったのは学生4名とボランティアスタッフ4名の計8名です。
多いときには15人程も集まるそうです。

皆でレッスンをするという事ではなく、くじ引きでペアを作りマンツーマンでのおしゃべりになります。


第一回目のくじ引きでペアになったのは、今年の6月に韓国から来日した女性留学生。バリスタの資格取得を目指し来日されたそうです。

まずは良くある質問から。
趣味や好きな食べ物、観光で行ったところなどなどをぶつけます。
6月に来日したとは思えないほどの上達ぶりに思わず感心です。
マンツーマンレッスン
韓国でも多くのジブリファンがいるようでトトロやナウシカなどは特にファンが多いみたいです。
日本が世界に誇れるものがあるというのは嬉しいものですね。

逆に韓国で訪れて欲しいスポットは「ソウル」「釜山」だそうです。
本場の韓国料理のライセンスを持っているそうで、日本で食べる韓国料理とは辛さが違うので是非食べてみてほしいとのことでした。


レッスン レッスン レッスン
学生達にとってこの様な何気ない会話が、実際の場で本当に使える日本語として覚えられる
良い機会になっているのではないかと思います。


楽しい時間も過ぎ2回目のくじ引きです。


2人目は10月にスイスからやってきたばかりのロジャーさん。

来日してまだ1ヶ月程。意思の疎通を図るのもやっとですが、身振り手振りを交えてコミュニケーションを懸命に図ります。

ロジャーさんは仕事を辞めて来日したというほど日本が大好きとのこと。
ロジャーさん
日本での一番の思い出はメイドカフェを初体験したこと。ビールも飲んで大満足だったそうです。
その時の思い出をジェスチャーを加え一生懸命話してくれました。

スタッフも日本をもっと好きになってもらいたいとオススメのスポットなどを案内。うまく伝わってるといいのですが。

日本語のレッスンというよりも間違えている部分を解りやすく訂正してあげることが一番良いのではないかと感じました。


長いようで短かった90分もあっという間に経過し、最後に全員でアンケートを記入し終了です。
学生さんも生も日本語で記入するのですが、ロジャーさんの記入を少し手伝いました。
途中まで記入されているアンケートには、「今日の授業はどうでしたか?」という問いに

「好きです。」

と書いてありました。

後日、講師の方から頂いたメールでは、学生さん達もトレボスタッフとおこなったレッスンは大変楽しめたと好評のようでした。

今月の「一膳」は目に見える様な効果はないですが、海外の方たちに日本の良いところをお伝えし、これからの日本での生活に少しくらいは役に立つ情報を伝えられたのではないかと思います。


吉祥寺外国語学校の詳細はコチラ